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心も身体も健康な毎日を創造する秘策 鏡の法則」 とは?

「鏡の法則」とは・・

「自分の人生の現実は、自分の心が映し出された鏡のようなもの」という法則です。

鏡の法則では、

「自分の人生に訪れる出来事のすべては、自分自身の内面に原因がある」

と捉えます。
 

でも、わたしたち人間はふだん

「どうして、この人は、いっつも不愉快な言動をするんだ?!」

と感じてイラっとすると

「他人や状況のせい、自分が困っている」

とか、

「相手の嫌な言動のせい、自分が嫌な目にあっている」

などと、つい無意識に考えてしまうのではないでしょうか?

 

さらに、どうにか他人や状況を変えてみようとしたり、他人や状況に腹を立てたり、恨んだり……。

 

だけど実は、これは、自分が不幸な理由を自分以外の何かに押し付けることで、自分だけを正当化している状態です。

自分を正当化することや自分以外のせいにすることが、長いあいだ無意識の思考パターンになってしまっている場合

「自分の価値観が間違っているのだろうか?!」

自分の心に向き合うことは、多かれ少なかれ自分の心をえぐるような苦しみを感じることもあるでしょう……。

 

だから、自分の内面を見なくても済むように、普段は無意識他人や環境のせいにしてしまうんですね。

両親のせい。

子どものせい。

家庭環境のせい。

生まれた時代のせい。

社会のせい。

 ・

 ・

自分以外の何かのせいにしている間は、自分の問題を棚上げして、自分をあわれむこともできます。

だけど、「自分以外の何かのせいで、自分が不幸になっている」と考えてしまったら、人間は自分自身の尊厳を見失い自分の人生の主導権を失ってしまうんです。

ほんとうは、

自分がどう考えるのか次第で、しあわせ・不幸せは変化しています。

ですから、自分の心が「どんな考え方をするのか?」が重要です。

 

だって、たとえ他人にどう言われても、自分の心がすべての考えを選んでいるんですから。

そうです。

いつも自分が、考え方を、選べるんです!

もしも、どんな場面であっても、ものごとの悪い面ではなく、良い面を見つけようとできれば、今ここから、より良い未来が創造できますよ。

自分こそが自分の人生の創り手である。

心は、創造の達人です。

 

そして、私たちは心であり、思いという道具をもちいて自分の人生を形づくり、そのなかで、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。

 

私たちは心の中で考えたとおりの人間になります。

 

私たちをとりまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。

自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めている人たちは、「環境は思いから生まれるものである」ということを熟知しています。

ふと鏡を見ると、鏡に映った自分の顔がふてくされた表情をしていました。

 

そのときに、鏡に映っている顔を触って変えようとしても、ふてくされた顔を笑顔に変えることはできませんよね。


ふてくされた顔を笑顔に変えるためには、自分自身の表情を笑顔に変える必要があります。

 

そんなの当たり前じゃないか?!

 

ですよね……。


ところが、毎日の現実のなかでは、自分自身の内面を観ようとせずに、相手や状況(つまり、鏡に映った世界)だけをなんとか変えよう変えよう、と無意識に頑張ってしまうのが人間なんです。

この無意識の思考回路のおかしさに気づくには、

「相手のせい」「境遇のせい」

をやめることを意識します

エゴは無意識

自分以外のせいにしてしまうから、

最初は、とにかく意識して

「すべての状況は、自分の心が映し出されているんだ」

と、とらえるようにします

 

 

自分の目の前の現実には、自分の過去の潜在意識が映し出されています。

だから、もうすでに目の前で起きている現実をなんとか変えよう、相手を変えようとしても、変えることはできないんです。

​この自覚がものすごく重要です。

まず第一にすることは、目の前の状況や相手に意識を向けるのではなく自分の心に意識を向けることなんです。

「あぁ……わたしは今、ものすごく傷ついて嫌な気持ちだから、こんなに腹が立っているんだな……とても悲しいから、許せないと思っているんだな……」

と、そのときのありのままの自分の気持ちを、自分がわかってあげることが何よりも大事です。

そして、次の段階として、

 

もしも目の前の現実を変えたかったら、自分の潜在意識にある思い込みに気づいて、書き変える必要があります。

​人間は、自分の思い込み価値観セルフイメージどおりの現実を体験しているからです。

以下は、ジェームズ・アレンの言葉です。

 

ジェームズ・アレン(James Allen、1864年11月28日 - 1912年)は、自己啓発書詩を執筆したイギリス作家です。ジェームズ・アレンは、現代成功哲学の祖であるナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに強い影響を与えたといわれるニューソートの一員でした。

人間のストレスの大部分を占めるのは、人間関係でのトラブルだといわれています。人間関係のストレスが日々積み重なり、心と身体の健康を害する人も少なくありません。

 

人間関係のストレスがなくなったらいいなぁ~

今の不幸から抜け出してしあわせになりたいなぁ~

とため息をついているのなら、さっそく今日から取り入れたいのが「鏡の法則」なんです。

 

「鏡の法則」が腑に落ちてくると、人生のあらゆる面でのストレスから解放されて、しあわせな毎日を創造していくことも、夢ではありませんよ。

出典

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