アロマテラピーでストレスを解消し
めぐりのよい 心と身体になりましょう ①

低体温や冷えが原因で、自己治癒力が低下します。
こころや身体に過剰なストレスを感じると、アドレナリンが分泌されて血管が収縮します。血管の収縮によって、血行が悪くなります。血行が悪いまま放っておくと、全身への血液循環が十分にできなくなり、低体温や冷えをまねきます。
冷えた身体は代謝が悪くなり、わたしたちの身体が本来持っている病気やケガを治す力 「自然治癒力」 の働きが悪くなってしまいます。
わたしたちは冷えから身体を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
身体の保温、入浴、適度な運動、バランスのとれた食生活、十分な睡眠、などが大事ですよね。でも、日々、健康的な生活をしようと心がけていても、なかなか思うようにいかないのがわたしたち現代人。
アロマテラピーは、こころと身体に過剰なストレスが増えてしまいがちな現代人のこころと身体を癒し、めぐりをよくして、こころと身体の本来のバランスをとり戻す手助けとなります。
ストレス、冷え、痛みなど、様々なつらい症状がやわらぎますように♡

アロマテラピーは、精油の香りが、こころや身体に働きかけて、人間が本来もっている「自然治癒力」を最大限に高めて、心身ともに健康にしていく自然療法です。
香りは、脳や神経系に働いて、高揚させたり、鎮静させたりする作用があります。
「いい香り~」「癒されるな~」「心地いいな~」「リラックスするな~」「しあわせだな~」と唯々感じているときには、過去や未来にとらわれずに、今ここのやすらぎをこころと身体の全部で感じているので、こころの深いところから癒されてゆきます。
わたしたち現代人は、情報の洪水、過労、様々な悩み・執着で凝り固まったこころと身体が自分なのだと思い込んでしまいがちです。
ヒーリングによって、今ここで、やすらぎと幸福感を感じているのが本来の自分なのだということを思い出して心身のバランスを取り戻してゆけるでしょう。
緊張や不安などのストレスを感じやすいときには、リラックス効果のある精油でこころを癒して、力を抜きましょう♡
Pick up
ストレスやイライラにおすすめの
鎮静作用やリラックス効果のある精油
●真正ラベンダー
表現できないままにこころの中に溜まっている不安、心配、怒りなどの解放を促し、こころを癒してリラックスさせて、本来のこころのバランスをとり戻すのを助けてくれます。
ストレスで疲れたこころを深くリラックスさせるので、安眠したいときに効果的です。
●ネロリ
不安定な感情やストレスを溜め込んで疲れたこころを落ち着かせてくれる鎮静作用があります。
こころが落ち着いてきて安心感がもたらされると、溜まっている感情を解放しやすくなります。
●イランイラン
不安、緊張、イライラなどのストレスがあるこころを落ち着かせ、リラックスさせる作用があります。
不安定なこころが鎮静と興奮のバランスをとり戻してゆきます。
そうして、自信を取り戻すことを促してくれます。
●オレンジ・スイート
考え込んでしまって、不安や緊張や欲求不満や憂鬱な気分を溜めてしまったこころのめぐりをよくして、リラックスさせてくれます。
前向きに、楽観的に、明るい気持ちで人生を楽しむことのできるこころのやわらかさをとり戻すのを助けてくれます。
ぐっすり眠りたいときにも効果があります。
●メリッサ(レモンバーム)
鎮静、抗欝作用があります。
不安などで、こころのバランスが乱れて混乱したり落ち込んでいるときに、気持ちを落ち着かせてバランスをとるのを助ける効果があります。
こころを明るく前向きに導いてくれます。
ストレスによる消化不良や吐き気、生理痛を和らげます。
●フランキンセンス(乳香)
不安、緊張、恐怖、イライラなどで乱れたこころを鎮め、穏やかに安定させ、落ち着かせてくれます。
胸部の緊張を解き、呼吸を深くするのを助け、精神を鎮め、集中させる働きがあり、瞑想や祈りやヨガの環境作りに役立ちます。
●ローズオットー(ダマスクローズ)
落ち込んだり、傷ついたり、疲れたこころを癒して元気にしてくれる作用があります。
絶望したこころに幸福感をとり戻す助けをしてくれます。
神経過敏によるイライラや不眠に効果的です。
●ユズ(柚子)
不安、イライラ、怒りなどを落ち着かせて、穏やかで和やかにさせてくれます。
落ち込んだこころをリラックスさせ、明るく前向きにしてくれます。
寒い日にも、こころを温めてくれます。
元気と希望をとり戻して、ゆっくりと眠りたいときにも。
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