自分の内なる力を信頼する
どんなときでも、自分の内なる力を信じ、自分にたいして肯定的になることは、まことに重要である。医師が頼りにならないと感じると、治癒は困難になる。同じことが自分の想念についてもいえるのだ。たとえ自分に自信がなく、自分を信じたことなどないという人でも、内なる治癒力にたいする信仰心を育むことからはじめてほしい。長い経験をつうじて、自分を信じれば信じるほど健康になるチャンスがふえるということを、わたしは学んできたつもりだ。
もしかしたら医学書や医師に、「この病気は一度発症したら完治することはないから、薬を一生飲みながら体調管理して病気とつきあっていくしかない」 と言われて、完治をあきらめてしまった人もいるかもしれません。
けれども、心と身体の相関関係 でもふれましたが、病の根本原因になっているバランスの崩れを消していけば、病が消えることもありえます。
ですから、「完治することがない」 と自分で決定してしまわずに、完治をあきらめないことが大事なんです。何事もあきらめてしまえばそれまでですが、あきらめずに完治できる希望を持ち続けていたなら、「心と身体のバランスを取り戻し自然治癒力を高める」 知恵やチャンスをキャッチする可能性がひろがるからです。
人間は、意識的にも無意識にも、自分自身や物事に対してさまざまな決定をしながら生きています。自分の心で決定したことは、自分独自の思い込みをつくりあげていきます。
常日頃、自分独自の思い込みというフィルターを通してせかいを観ています。たとえば、あたかも自分がサングラスをかけていることに気づかずに、「このせかいは暗いなぁ……」 といって不平を言っているみたいな感じです。しかも! 暗いせかいに生きている毎日が、本当にその人にとっての現実になってしまいます。ほんとうのせかいは、こんなに眩しいほどに明るいのですけれど……。
そして、もしもネガティブな思い込みが強いと、自分自身や周囲の人間や物事に対してネガティブな判断をくだすことがパターン化され、習慣になってしまいます。
出典


以下に、ロバート・C.フルフォード 著の 『いのちの輝き』 より 「内なる治癒力」 を信じることの大切さについて書かれた文章を引用いたします。

ネガティブな思い込みが、心のバランス・身体のバランス・心と身体のバランス・自然と自分とのバランスを乱れさせ、病などの現実をつくってしまうことがあります。
もしも、あなたのネガティブな思い込みが本当は正しくないのなら、消してゆきましょう。
あなたは、愛される価値のない人間などではなく、ほんとうは愛されている存在です。
相手は、愛される価値のない人間などではなく、ほんとうは愛されている存在です。
あなたは、無力な人間などではなく、ほんとうは無限の力を内在している存在です。
相手は、無力な人間などではなく、ほんとうは無限の力を内在している存在です。
あなたは、しあわせになってはいけない人間などではなく、しあわせな人生を生きていい存在です。
相手は、しあわせになってはいけない人間などではなく、しあわせな人生を生きていい存在です。
しあわせを感じながら生きることを自分自身にゆるしましょう。
相手がしあわせを感じながら生きることをゆるしましょう。
「すべての人間、そして自分自身は、無限の能力と可能性を内在した存在だ」 と信頼することからはじめましょう。
あなたの内側から健やかなバランスを取り戻し始め、自然治癒力が目覚めるでしょう。
薬に頼るのが当たり前だったわたしが
「自然治癒力をいかして生きたい」 という意思をもったきっかけ
わたしたちは、現代医学だけに依存するのをやめたとき、
先人たちのすばらしい知恵の恩恵を受けることができるのです。
どうして、使い捨てナプキンや紙オムツが冷えるのかというと、
水分を固める高分子ポリマーが、熱をとるシートと同じ素材だからです。
ソフロロジーは、スペインの精神科医A・カイセド博士が、精神の平安と安定、調和を得るための方法を学ぶ学問として創案したものです。ヨーロッパでは、精神科や循環器科、胃腸科や歯科などにも応用されているリラックス法です。