ヘルマン・ヘッセの詩『回顧』の世界をおたのしみください
- naoko-takemoto
- 2018年7月14日
- 読了時間: 2分
今日は
ヘルマン・ヘッセの詩『回顧』を
ご紹介します。
ヘルマン・カール・ヘッセ(Hermann Karl Hesse, 1877年7月2日 - 1962年8月9日)は、ドイツ生まれのスイスの作家。
主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者である。
南ドイツの風物のなかで、穏やかな人間の生き方を画いた作品が多い。
ヘッセの詩 『回顧』 に登場する
エリカの花はツツジ科の植物です。
まっすぐ伸びた1本の木に
たくさんの小枝が生え
釣鐘形の花がたくさん咲きます。
ドイツにある環境自然保護区の
リューネブルガーハイデには
群生化したエリカが見られます。
エリカの花言葉は
孤独
寂しさ
物悲しい花言葉の由来は、エリカの英名「ヒース」といわれています。
ヒースは、イギリスやアイルランドの痩せた荒地、また、その「寂しく孤独な土地」に生える野草のエリカを指しています。

回顧
山の斜面にエリカの花が咲き
エニシダは茶色の箒のように硬直している
今日なお誰が知っているだろう
どんなに
五月の森が綿毛のようなみどりだったかを?
今日なお誰が知っているだろう
ツグミの歌や
カッコウの声がかつてどんなに響いたのかを
あんなに魅惑的に響いたものが
もう忘れられ 歌もとだえた
森の中の夏の世の宴
山の上高くかかる満月
誰がそれを書とめ 記録にとどめたか?
もう何もかも散り失せてしまった
そしてまもなく君のことも私のことも
知る人も語る人もなくなる
ほかの人びとがここに住み
私たちをなつかしむ人もいなくなる
私たちは宵の明星と
霧の出を待つことにしよう
神の大きな庭の中で
私たちはよろこんで花咲き 咲き終わろう
出典

いのち いっぱいに 咲く
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あなたの今日が
ゆたかでありますよう☆.。.:*・
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たくさんの心のデトックスを経て
魂にみちびかれ
限界集落の山里に移住して来ました
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