「前後際断せり!」 今この瞬間をまっさらな心で観る
- naoko-takemoto
- 2018年6月15日
- 読了時間: 3分
今やろうとしてたのに!
もうやりたくなくなった!
お母さんのせいだ!
忘れているからか?
めんどくさいからか?
いつまでたってもやらない様子だから
声をかけただけなんだけど……
お母さん イコール うるさい人
↓
うるさい人の言うことは、聞きたくない
↓
言われるとやる気をなくす
↓
こんな状態の自分にイライラする
↓
自分をイライラさせたり
怒らせるお母さんなんて大嫌い!
たぶん小2の息子は
こういうネガティブな思考パターンに
はまっている。
「言われるとやる気がなくなる」
という思考パターンが
夫もそっくり……?!
息子と同じように
母親にいろいろ言われて
反発するようになったらしい……
親子関係に問題があるままだと
親から子へ
子から孫へと
同じパターンの問題が連鎖するんだなぁ。
もちろん
逆もまた然り
信頼し合うあたたかい絆の親子関係は
世代間にちゃんと連鎖していきますからね。
☆.。.:*・☆.。.:*・☆.。.:*・
もしも人生の中で
自分の内面の問題と向き合っているのなら
その問題を両親と祖父母から
そしてご先祖様から
引き継いだ可能性があり
さらには
子どもや孫にどんなバトンを渡していくのか
という役割を
いま担っているのだと思います。
☆.。.:*・☆.。.:*・☆.。.:*・
これまでずっと
口やかましく言ってきた
わたしが悪いのです。
だから
虫のいい話なのは百も承知だけど……
「うるさく言う人は嫌なやつ」
というレッテル貼りした色眼鏡を
いったん外して
少しだけ素直な気持ちで聴いて欲しい
と思ってしまうこともあります。
わたしを母親に選んで生まれてきた息子も
母を選んで生まれてきた夫も
「母親との関係で作った色眼鏡を外して
まっさらな心で聴く」
という修行を今世でする必要
があったのではないかな……
☆.。.:*・☆.。.:*・☆.。.:*・
前後際断 (ぜんごさいだん) という
道元禅師の禅の教えがあります。
燃える前の木も
燃えている木も
燃えて灰になった木も
それぞれが独立して
その瞬間に存在している。
だから
「木が燃えて灰になったと考えてはならない」
つまり
過去や未来に対して
囚われている自我を超えて
今この瞬間をまっさらな心で観ること。

しるべし
薪は薪の法位に住して
先あり後あり
前後ありといえども
前後際断せり
灰は灰の法位にありて
後あり先あり
『正法眼蔵現成公案』より抜粋
☆.。.:*・☆.。.:*・☆.。.:*・
わたしにとっての現実は
わたしの心が映し出されたものだから
わたしが色眼鏡をかけたままで
「どうして二人とも話を聴いてくれないの?」
と思っているのをやめる!
前後際断せり!
まっさらな心で観て
相手の立場に立てる自分になったら
(幼稚な自我が成熟したら)
現実も変わるんだろう……

思い通りにならないことこそが
人間にとって大事な体験
自分の心の執着を超えるために
欠かせない体験
もやもや燻る
だらだら燃える
いろんな全部が
あるがままの自分で
一瞬一瞬
すべてがかけがえない
人間に生まれてきたから
人間くさい課題にしっかり取り組むよ
たいせつに思えばこそ感じられる
めんどうな気持ちだからさ……
いつもありがとう
まっさらな心で観れば
いつの間にか
成長している後ろ姿
空には八咫烏様が
みまもってくださっています
ありがとうございます

書の写真は
和歌山県の赤木川の川原
で撮影しました。
山里に移住した blog を書いています。
どうぞ観に来てくださいねヽ(*´∀`)ノ
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