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何のために生まれて来て
何のために生きているの

個の「私」ではなくて、関係の総和が「私」

  • 執筆者の写真: naoko-takemoto
    naoko-takemoto
  • 2017年7月6日
  • 読了時間: 3分

河合隼雄氏の対談から

「私」とは「関係の総和」

というお話を引用いたします

*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o

「私」とは「関係の総和」

 僕がすごいと思うのは、仏教の『華厳経(けごんきょう)』の考え方は、関係性が優先していますね。感激しますね。個があるけれども、個があっての関係というのじゃなくて、関係そのものが優先しているんですよ。だから「私」というのはないんです、『華厳経』でいうと。個の「私」ではなくて、関係の総和が「私」なんだと。

 一人ひとり違いは出てくるんだけど、その違いというのは、その関係のあり方で出ると。だからいつも、関係を優先して考える考え方があるわけですね。これ、ものすごく好きなんですけれどね。

(中略)

 だから日本の文化というのは、やっぱり相当、関係性のほうを大事にするおもしろい文化をつくったと思う。あちらは、個を大事にする。

 個を大事にするほうが言語化が可能だし、説明可能だから、どうしても力が強くなるんですね。それとやっぱり、道具をつくりやすい。そやから、どうしても人間に対してもオペレート(働きかけ)したり、マニピュレート(操作)したりする。ここは大事なところですね。

 僕は、オペレートとかマニピュレートを放棄するというところに、僕の心理療法の根本があるんじゃないかと、こう思っているんです。それも、ほかの人よりも徹底的に放棄できるようになったから(笑)、よく治るんじゃないかと思ってるんですよ。

出典:

「相手を操作しよう」

という想いがあれば

相手側には「操作されたくない」

という反発が生まれ

操作できないだけでなく

お互いの関係が悪くなってしまうでしょう

だったら

相手のなかにある力を信じ

操作しようという想いを放棄してみる

そして

自分のエゴを主張せずに

信頼関係を築くことを優先していれば

相手もエゴを主張しなくて済むようになり

お互いが本来の人間らしさを取り戻せるでしょう

華厳経の中に

「一即多、多即一」(いっしょくた、た・すなわちいち)

という言葉があります

世界中には

わたしがいて

家族がいて 友人がいて

他人がいて

たくさんの人たちがいて

それぞれが

一人ひとり生きています

このように

あたかも

一人ひとりが別々に存在しているかのように

見えるけれども

よくよく観てみれば

相手との縁(関係性)によって

生かされているし

お互いが影響しあうことで

お互いの個性が生まれてきます

「一即多」とは

ひとりのなかに全体があるということ

つまり

個よりも関係性のほうを大事にする

というのは

一人ひとりを尊重しないというわけではなく

たったひとりが

たくさんの存在に影響をあたえていて

一人ひとりが唯一無二の

かけがえのない存在だということ

だから

無闇矢鱈に個を主張しなくても

すべての存在がもうすでに

認められているということ

ほんとうは

いつだって

だいじょうぶだということ

こわがってエゴを強くするのは

一休み ひとやすみ

あなたが

ただ ここちよく

しあわせでいることは

みんなをここちよく

しあわせにしているよ

あなたという

ひとりのなかには

宇宙全体の無限の愛が

いつだって満ち充ちているから

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