アドラー心理学が子育てに活かしやすい理由(体験から思ったこと)
- naoko-takemoto
- 2017年7月3日
- 読了時間: 5分
アドラー心理学で
人間関係において避けるべき行為と言われている
叱る・罰を与える・脅す ことをしないで
ほめる・褒美を与える こともしないで
相手の意思や行動を変えるには
一体どうしたら良いのでしょうか?
アドラーの言葉と
その解説を以下に引用します
人は失敗を通じてしか学ばない。
失敗を経験させ、
自ら「変わろう」と決断するのを見守るのだ。
アドラー心理学における教育では「結末を体験させる」ことを重視しています。もしも子供が片付けをしようとしない場合であれば、叱ったり脅したりして無理矢理片付けさせても、子供は片付けを覚えないでしょう。そうではなく、叱らずに放っておく方が効果的です。子供は片付けをしなかったことにより、自分がほしいおもちゃを探すことに苦労するでしょう。そして、片付けておく方がはるかに探すのがラクであることを学習するのです。
しかし、おもちゃを出しっ放しにしておくことは、大人にとってもストレスにつながります。そんな時は、大きな箱を一つ用意し、子供が散らかしたおもちゃや洋服を片っ端から箱に投げ入れておけばいいのです。これにより、床の上はスッキリし、大人のストレスはなくなるでしょう。そして、ごちゃごちゃなまま箱に入れられたおもちゃを探すのに子供は苦労し、そこから片付けの重要性を学ぶことでしょう。
(引用終わり)
出典:
いやいや~~~
息子の場合は……
ごちゃごちゃのまま放っておきますわ orz
ある親とある子供にとっては
この方法がとても有効な場合もあるのでしょう
だけど わたし個人的には
言葉で叱ったり脅したりはしていないけれども
なんだか怒りや態度で叱ったり脅したりして子供をコントロールしかねない方法のように感じられてしまうのですが……
どうなんでしょうね
一人ひとり それぞれ
過去の体験によって感じ方が違いますよね
ともあれ
自ら「変わろう」と決断するのを見守る
というのは
マニュアルに添って進められるようなものではありませんから
簡単なことではないですね
アドラー心理学で言われている「課題の分離」とは
放置するわけではなく
相手の行動を知った上で
たとえ失敗して苦しい体験をする可能性があっても
相手を信頼しながら
相手の自主的な変化・成長を見守ることです。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
6歳の息子が
おもちゃや身の回りの物をテキパキ整理整頓してくれたら
嬉しいけれど……
遊び終わったら元の場所に返す
この単純な行動ができない
気が付いたときには
テーブルや床に物が散乱している
「食事の時間だから元の場所に返してね」
と声をかけるが
ものすごく面倒みたいで
なかなか行動に移せない
しまいには
「早くどかして!」
と命令するハメに……
できれば外的コントロールをしないで
みずから行動できるようになって欲しいのだが
命令して言うことを聞かせている限り
なかなか進展しないだろうなぁ…………
あれっ?
おっ!
と言うことはですよっ!
今の時点では
だらしがない状態を受容して
命令して言うことを聞かせるという悪習慣
をやめることが先決なのではっ!?
そぉかぁーー!
これまで
息子の言動にばかり意識が向いていたけれど
自分自身の意識に注目してみると
わたしは
いつも目の前でだらしなくしている状態に腹を立て
命令してでも
だらしない状態をやめさせようと躍起になっていた
ということに
いま書いていて気づきました!
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
相手の問題行動は
自分の行動や意識の問題でもあるのだから
自分の目先の欲求を通そうとするエゴを満足させること
をやめるよう心がける
そして
相手と自分にとって
より良い言動をする努力をしていこう
自分が気に入らない現実だけをなくそうとするのは
物事の一部分だけに対しての対処療法だから
一人一人の一部分を思い通りにするのではなく
家族全体の問題と捉えて問題を根本から解決していこう
と思えました♪
子育ては
まさに
自分育てなんですね
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
アドラー心理学を子育てに活かしやすい理由は
親が自分自身や家族の中にある問題に気づいて
解決できるようになるから
良い家族関係が培われてゆき
その中で自ずと子どもがより良く育つからなのでしょう
気をつけなければならないのは
もしも
子どもや相手を自分の思い通りに
上手くコントロールするために
心理学を使ってしまうと
相手の尊厳を踏みにじったり
悪い共依存関係に発展させることがある
ということです
自分の思い通りにするために
相手をコントロールしようとしていたら
たとえ目先の状態が改善できたとしても
ちっとも問題の根本解決にならないどころか
逆に悪い悪循環にはまっていくでしょう
お互いが自立して主体性をもって生きることや
信頼関係を築いて協力し合えるようになる
という本来の目的に意識を向けて行動するのなら
外的コントロールをやめなければなりませんね
お読みくださり
ありがとうございました

湿度が90%近くに!
めちゃめちゃ蒸し暑くて
ふたりとも
今年初めてノースリーブになった
7月1日撮影
まこと 6歳9ヶ月
あいと 1歳4ヶ月
あなたの今日が
すばらしい一日でありますよう。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
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