猿に、畑のエン麦と小松菜の種を食べられたー!
- naoko-takemoto
- 2018年6月6日
- 読了時間: 3分
昨年の4月に和歌山県に移住して来て
昨年の6月には早くも
山里の小さな集落にある古民家を
お借りできることになりました。
でも、かなり老朽化が進んでいて
全面的に修復しないと住めない状態なので
今はまだ定住促進住宅に住んでいます。
幸運なことに、広い畑や庭もあり
長年の夢だった
自然農の家庭菜園を始められました。
とはいえ栽培を始めるまでが
大変だったんです。
畑は放置されて何年も経つ間に
ヨシが一面に生えてしまっているし
大きな石や岩までたくさんあり
土がカチカチに硬くなっていました。
昨年の10月から
夫がひたすら地道に開墾し
11月の終わりになって、ようやく
種を蒔いたり苗を植えたり
できるようになりましたっ!
やったーっっ!
種交換会で頂いたり、固定種の種を購入し、
小松菜、のらぼう菜、サンチュレタス、白菜、ブロッコリー、さやえんどう、スナックエンドウそら豆、春菊、エン麦
を栽培してみました。
慣れない農作業をがんばった甲斐あって
収穫したての自然栽培野菜を頂いたら
とっても美味しくて
子どもたちも喜んで
楽しかったのですが……
山里で美味しいものを栽培するのは
簡単ではないというのを
身を持って体験することに……

春菊の黄色い可憐なお花が
たくさん咲きました
じつは
山里で田畑をするときに
最大の難関が
獣害対策なんですよ~!
わが家の畑にも周囲の山林からは
もれなく
動物たちが訪れているらしく……
小松菜、のらぼう菜、レタスの若葉を
冬のあいだに何度も食べられ……
春になったら
えんどう、そら豆の苗ごと
収穫前に全部食べられ……
先日は
実ったエン麦、小松菜とのらぼう菜の種…
残っていた小松菜、のらぼう菜…
とうとう
すべて食べられてしまいました……
動物たちには
遠慮なんてありませんね。
冬には鹿やウサギの糞が
畑の周辺に落ちていたので
鹿やウサギが侵入した可能性もあるけれど
どうやら春からは全部
猿の仕業のようなのです。
獣害ネットの上に乗って食べたり
ネットをまくって侵入したりした形跡があり
やりたい放題で……
そろそろ育ったレタスを収穫しようかなぁ♪
そろそろ実った種を採取しようかなぁ♪
と思った矢先に
猿に先を越される始末……
ああぁ~
のんびりしてたら猿に負けてしまうっ!!
夏野菜の栽培に向けて
獣害の柵を厳重にしなければっ!!

冬に鹿たちに食べられても
復活して見事に実る燕麦
夕日に照らされている
いのちが見事に美しい
最近は、種子法が廃止されたり
種苗法による自家採種が禁止されたり
人間の伝統的な暮らしが脅かされています。
山里に暮らして
「猿に種を食べられたーーー!!!」
なんて言っていることが
とても平和でしあわせなことに
思えてきます。
人間にとっての
ほんとうのしあわせって?
地に足をつけて生きながら
考えさせてもらえています。
自然の一部である人間は本来
自由に自分らしく生きている存在・・
「自分は、自然の分身」・・
なのだから
不自然なコントロールに対して
違和感を覚えるのは
ごく自然な感覚なんだろうなぁ
と思います。
ガンジー の言葉です。
(マハトマ・ガンディー 1869年 - 1948年)
真実はすべて心の中にある
人はそれを探し求め
真実によって導かれなければならない

子どもたちは執着のない無邪気なハートで
大いなる存在とつながり
真実をあるがままに観て
感じているんだろうなぁ♡
大人たちだって
邪気をなくしていたら
あるがままのしあわせをいつも感じられる
と思います。
あなたの今日が
すばらしい一日でありますよう。♥。・゚♡゚・。
↑ ↑ ↑
クリックしていただきますと
ブログ村のランキングに
ポイントが加算されます☆彡
どうぞよろしくお願いいたします
Comentários