純真な望みを叶えるために ~川水泳の授業の朝~
- naoko-takemoto
- 2017年9月2日
- 読了時間: 4分
小学一年の息子が朝起きたら
「学校を休みたいぃぃ~~ 川に入りたくないぃぃ~~ まだ眠りたいぃぃ~~」
と駄々をこねた。
わたしのいつもの反応だと、こうなる。
「何言ってるの!? せっかくお弁当も作ったのに、行かないの?! もう作らないよ!」
ごちゃごちゃ言う息子に苛立って、怒ってしまう。
「えぇぇーーーもう作らないなんて、やだーーー」
足をドタバタさせて床を叩きながら、ぎゃーぎゃー騒ぐ。
「床を叩いたら、うるさいよ! いいから、早く着替えて、ご飯を食べて、支度して」
「やぁぁだぁぁぁぁぁ~~~~学校休みたいぃぃぃぃ~~~~~
無駄な言い合いをしているうちに、出かける時間が迫ってくる。
「もう遅刻になる~~~時間ないぃぃ~~~もう遅刻になるから行けないぃぃぃ~~~~~」
ドタバタしながら、ぎゃーぎゃー泣きわめく。
朝っぱらから、近所迷惑な親子です。
申し訳ありません m(_ _)m
* * *
今日も、朝起きるなり、いつもの駄々をこねるときのわがままな声を聞いて、パッと怒りが湧いてくるのを感じた。
息子が起きて来るまで、とても心が静かだったから、静かな意識の中に荒々しい感情が突然わきあがってくるのをはっきりと気づけた。
そして、次の瞬間に
「今わたしが怒ったら、ぎゃーぎゃー騒いで、本当に行けなくなる。今は眠くて身体がだるくて、機嫌が悪くて、面倒くさいと思っているだけだ。もともと行きたくなくて、『行きたくない』と言っているわけではない」
という内容がパッと頭に浮かんだ。
「行きたくないよ~~~」
と繰り返す息子。
ここで、いつものように、わたしが怒って行かせようとしてしまったら、息子のネガティブなエネルギーの火に油を注ぐことになる。
息子が気持ちを切り替えて「本来の行く気」を取り戻せるように対応しようと思いながら、話した。
「そうなんだ。でも、今日は休むなんて言ってなかったから、お母さん早起きして朝ごはんとお弁当を作ったんだよ。お母さん洗濯物を干しに行くから、ご飯よそっていい? ご飯は普通? 少し? いっぱい?」
息子は、ぐずりながらも
「普通」
と答えた。
ご飯をよそってから、洗濯物を干しはじめると
「いただきます」
と息子の声が聞こえた。
ご飯を食べ終るころには、 「本来の行く気」を取りすことができたらしい。すっかり気分が良くなってきて、元気に出かけて行った。
* * *
いつも息子の怒りの感情のエネルギーに巻き込まれてしまい、冷静に対応できなくなり、事態はますます悪化した。
そのたびに反省して、「感情的に子どもを怒るのはもうやめよう!」と何度、決心したことか……。
今日の対応にも改善するところは色々あったけれど、「わたしにしたら上出来だった」と認めよう。そして、反省点を今後に生かしていこうと思う。
アダルトチルドレンの特徴のひとつに、相手の感情を自分の感情のように感じてしまって、無意識に相手の感情に巻き込まれてしまう「情動感染」があります。
「息子の言動に対して、腹を立てている自分」
「ネガティブな気持ちになって、騒いでいる息子」
それぞれが別々なのに、ごちゃごちゃになって混ざり合ってしまうから、収集がつかなくなる。
けれども、相手が感情的になっているときに、「自分が今どう感じているのかを俯瞰して客観的に観ること」ができれば、感情に巻き込まれないでいられる。
そして重要なことは
ネガティブな感情や思考(ポジティブな感情や思考であっても)は、今この瞬間に、心の中に現れてきているだけ。
つまり、「相手自体」や「自分自体」が、「ネガティブな感情や思考」とイコールというわけではない。
だから、相手や自分の本来の純粋な想いに気づいていることが大事なのだと思います。
明け方から雲ひとつない晴天
この夏最後の熊野川での水泳の授業
最高に楽しいといいね
「いいなぁー川水泳 お母さんが代わりに行きたいわぁ」
息子も笑った

夏休み中に立ち寄った
赤木川の潜水橋の川原にて
ほんとうは
みんなと大好きな川に行きたいんだもんね
純真な望みを叶えるためには
苦しくても頑張ることが必要なときもあるよ
自分のほんとうの気持ちを大切にしながら
生きていってね
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o *・。*゜・。・o゜
エゴにとらわれて
あなたの真心を
大切にできないことばかりです……
ごめんなさい
ゆるしてください
ありがとう
愛しています
*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o *・。*゜・。・o゜
あなたの今日が
すばらしい一日でありますよう。♥。・゚♡゚・。
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